「そろそろ飲食業界にも進出したい」
「自社にラーメン屋経営のノウハウがないから、フランチャイズから始めたい」
本記事ではこのような悩みを抱える法人向けに、ラーメン屋フランチャイズのおすすめ5選を紹介します。フランチャイズ選びのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
法人におすすめしたいラーメン屋フランチャイズ一覧
法人におすすめしたいラーメン屋フランチャイズは以下の通りです。
麺屋國丸
麺屋・國丸のフランチャイズは、健康志向の顧客を獲得することに成功しており、リピート率90%以上の高い実績を誇ります。
たまご麺や全粒粉麺など、栄養価の高い麺を使用しており、厳選した本格味噌と特別な調理技術により、味噌ラーメンを健康食として提供できています。
また、月売上1,000万円超も可能で、職人不要の再現性の高いオペレーションが魅力です。充実した研修制度と本部スタッフの手厚い支援により、初めての方でも安心して開業できます。
鶏白湯専門店 つけ麺まるや
『つけ麺まるや』は、市場が拡大中の鶏白湯ラーメンを専門に扱うフランチャイズです。濃厚でヘルシーな鶏白湯スープと自家製麺が特徴で、幅広い年代に支持されています。インバウンド客にも対応しており、先行者メリットを享受しやすいビジネスモデルです。
ばんから
ばんからラーメンは、リピーター率85%を誇る濃厚醤油ラーメン専門店です。特に「角煮ばんから」が人気で、熟成背脂スープと角煮の組み合わせが多くの人に愛されています。
50年の経営ノウハウを持つ「花研」ブランドとして、商品力や再現力、海外展開可能な強みを活かし、競争の激しいラーメン業界で成長を続けています。
らあめん花月嵐
『らあめん花月嵐』は国内外に230店舗以上を展開する大規模チェーンで、ブランド力と商品開発力が強みです。年12作の期間限定ラーメンやメディア戦略で加盟店を強力にサポートし、安定した経営を実現します。
壱角家
『壱角家』は2014年冬に1号店をオープンし、わずか1年で50店舗まで拡大、現在は全国に110店舗を展開しています。この短期間で横浜家系ラーメントップチェーンに急成長しました。特徴的な商品と元気な接客で差別化を図り、ブランド力を高めています。
ラーメン屋フランチャイズは儲かるのか?
結論から言うと、ラーメンのフランチャイズは非常に利益を上げやすいビジネスです。その理由としては以下の点があげられます。
開業直後から売上が安定しやすい
フランチャイズ本部の知名度により高い集客力が期待でき、開業直後から安定した売上が見込めます。
ラーメンの原価を抑えやすい
本部による大量仕入れにより、原材料を低価格で仕入れることが可能です。
経費を抑えやすい
効率的なオペレーションにより、仕込み時間や労働力を削減し、経費を抑えやすくなります。
確立された儲かる仕組み
すでに成功したノウハウやサポートがそのまま提供されるため、利益を上げやすい仕組みが整っています。
法人がラーメン屋フランチャイズを選ぶコツ
ラーメン屋のフランチャイズ本部を選ぶ際は、以下のポイントを考慮することで、失敗のリスクを減らせます。
研修や開業後のサポート体制は整っているか
ラーメン店を開業するには調理技術や経営ノウハウを習得する必要があります。開業後も安心して経営に専念するためには、充実した研修やサポート体制が整った本部を選ぶことが重要です。
資金面で無理なく開業・運営できるか
加盟金や保証金、ロイヤリティなどの費用はフランチャイズ本部によって大きく異なります。資金面で無理がないかどうか、しっかりと検討することが必要です。
本部の考えに賛同できるか
長期的な経営を見据えると、企業理念や指導内容など、本部の考えに賛同できるかどうかも選ぶ際の重要な基準です。本部のビジョンや方針に共感できるかどうかを確認しましょう。
法人がラーメン屋フランチャイズで失敗しないコツ
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が発表した「フランチャイズチェーン統計調査」によると、2021年度のラーメン・餃子の店舗数は4,501店、売上高は2,081億4,800万円に達しました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、一時的に店舗数・売上高は減少しましたが、外食産業におけるラーメンの需要は依然として高く、今後の回復が期待されるビジネスです。
とはいえ、ビジネスである以上、経営が失敗する可能性はゼロではありません。そこで、ラーメンフランチャイズで失敗しないためのコツを紹介します。
質の良い商品・サービス提供を怠らない
質の高い商品やサービスを提供することは、顧客満足度を高め、リピーターを増やすために欠かせません。常に品質を維持し、改善を図る姿勢が大切です。
経営コストを把握し売上を意識する
ラーメンの原価、人件費、その他の経費を正確に把握し、それに基づいて売上を増やすための戦略を立てることが重要です。経営コストの管理が成功の鍵となります。
本部のノウハウやサポートを最大限に活用する
フランチャイズ本部がラーメン店の開業・経営をサポートしてくれるとしても、オーナー自身が真摯に経営に取り組まなければ成功は難しいです。フランチャイズ本部が提供するノウハウやサポートを積極的に活用しましょう。
参照:フランチャイズチェーン統計調査 | 一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会
レッドオーシャンかブルーオーシャンかを判断する方法
法人がラーメン屋のフランチャイズで失敗を避けるためには、参入するジャンルが勝ちやすいブルーオーシャンが、ライバルが多いレッドオーシャンかを見極める必要があります。
そこで、ここではラーメン屋のフランチャイズにおいてブルーオーシャンを見つけるコツを紹介します。
業界全体ではなくターゲットに注目する
レッドオーシャン(競争の激しい市場)かブルーオーシャン(競争の少ない市場)かを判断するためには、「ターゲット」に注目することが大切です。
例えば、かつて牛丼チェーン市場は吉野家が大きなシェアを占めていました。このため、「牛丼業界はレッドオーシャンだ」と思われるかもしれません。
しかし、今では後発である「すき家」や「なか卯」を運営する株式会社ゼンショーホールディングスが、牛丼のシェアを半分以上占めているのが現状です。その大きな理由がターゲットの違いにあります。
吉野家が男性サラリーマンをメインターゲットにしているのに対し、特にすき家はファミリーをターゲットにしています。その結果、「牛丼を食べたいけど吉野家には行きにくい」と感じる人を総取りすることに成功しました。
このように、一見レッドオーシャンに見える市場でも、ターゲット次第では巨大なシェアを獲得できる可能性があります。
需要はあるのに競合の少ない地方で戦う
競争の激しい都市部だけでなく、需要はあるものの競合が少ない地方市場に注目することも重要です。地方都市や郊外では、大都市ほどの競争がなく、潜在的な顧客層が存在することがあります。
例えば、地方にはラーメン店やファストフード店が少ない地域が多く、こうした場所での出店はブルーオーシャンの可能性を秘めています。
今や世界的に有名な観光地となったニセコの隣町「倶知安」では、かつて飲食チェーンの積極的な誘致をしていませんでした。しかし、近年はその姿勢に変化があらわれ、2023年に出店されたすき家には連日多くのお客が押し寄せています。当然、2024年5月現在、倶知安町には他に牛丼チェーンが1店舗も存在しません。
このように、需要はあるのに競合が少ない地方で戦うことも、飲食フランチャイズを展開する上では重要です。
ラーメン業界にもブルーオーシャンがある
ラーメン業界にもまだブルーオーシャンは存在します。その一例が味噌ラーメン専門店です。好きなラーメンランキングで常に上位にランクインするにもかかわらず、他の味と比べて圧倒的に専門店が少ないのが現状です。
その理由は、味噌が気温や湿度によって味が変化しやすいため、味がブレやすいことにあります。味のブレは顧客離れに直結するため、飲食店にとっては致命的なのです。
飲食店を開業する上でライバルが少ない立地を選ぶのは定石ですが、ことラーメン屋においては「味」の選び方によってライバルの少ないブルーオーシャンを狙うこともできます。
味噌ラーメン専門店のフランチャイズをご紹介
弊社は味噌ラーメン専門店『麺屋・國丸』をフランチャイズ展開しており、多くの実績を誇っています。リピート率は90%以上を達成しており、ラーメン業界では珍しい「健康志向の顧客」を獲得することに成功しました。
月売上1,000万円を超えることも可能で、職人を必要としない高い再現性を持つオペレーションにより、常に安定した味を提供しています。また、充実した研修制度を設けているため、品質にブレがありません。
サポート面も充実しており、外観や内観、内装イメージの作成から調理オペレーション、研修制度まで、本部スタッフがオープン後も現場で手厚く支援しています。
飲食業界に初めて参入する法人様でも安心して開業が可能ですので、ぜひ以下のページでフランチャイズの詳細をご確認ください。
この記事を書いた人
株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。