味噌ラーメンで開業したいなら知っておきたい基礎知識として、味噌味を勧める理由や、味噌ラーメン専門店が少ない理由、フランチャイズのメリット・デメリットなどを紹介します。
「味噌ラーメンで開業したい」は合理的である
自分で事業を始めたい方が「味噌ラーメンで開業したい」と思っているのなら、それは極めて合理的な考えだと言えます。
なぜなら、まず食のニーズがなくなることはないからです。私たちの生活を支え、日々の楽しみを与えてくれる飲食サービスの需要は今後も安定してあり続けるでしょう。
また、ラーメンの単価が上がってきていることもポイントです。そもそもラーメンは、調理にかかる労力の割に単価が決して高くない商品でした。
俗に言う「1000円の壁」を超えない価格設定にしているラーメン屋が大半でしたが、ここに来て値上げを発表するラーメン屋が増えてきています。
高価格になることで庶民性を失い、離れていく顧客がいることは事実ですが、コンセプトや商品のクオリティ、立地次第では、1000円以上のラーメンでも十分成立するでしょう。
特に味噌ラーメン専門店はそもそもの店舗の母数が少ないので、出店エリアによっては価格競争に巻き込まれずに1人勝ちできる可能性もあります。
以上のことから、「味噌ラーメンで開業したい」は合理的であると言えます。
ラーメン屋の開業なら味噌味を勧める3つの理由
ラーメン屋を開業するならなぜ味噌味がオススメなのか、3つの理由を紹介します。
理由1:競合が少ないから
味噌ラーメンはとんこつや醤油と並ぶほど人気の味ですが、味噌ラーメンを看板メニューにしている店舗は全国的にそれほど多くありません。
そもそも競合が少ないので、一定の人口と需要があるエリアであれば、安定して高い売上を立てられる可能性があります。
理由2:トレンドに左右されないから
実は、味噌ラーメンをメインとするラーメン屋には老舗が多い傾向があります。たとえば、「みそ吟」や「田所商店」「どさん子ラーメン」などです。
これだけ長く愛され続けている理由の1つは、味噌がトレンドに左右されにくい食材だからと言えます。味噌は「味噌汁」という国民食として長年慣れ親しんできた食材です。
一度味噌ラーメンを気に入ってもらえれば、長期的に店舗に通い続けてもらえる可能性があるでしょう。
理由3:罪悪感が少ないから
味噌ラーメンの強みの1つは、他の味と比べて食べるのに罪悪感が少ないことです。味噌は発酵食品ですので、美容や健康の面でプラスの影響を期待できます。
実際、味噌はタンパク質、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれている、非常に栄養価の高い食材です。また、味噌に含まれる発酵菌は、消化を助け、腸内環境を改善することで知られています。
そのため、とんこつラーメンや二郎系ラーメンなどに抵抗がある人でも、味噌ラーメンであれば食べられる人も多いです。特に、健康に重きを置く高齢者の方には支持されやすいでしょう。
なぜ味噌ラーメンの専門店が少ないのか?
味噌ラーメンの専門店が少ないのは、他の味と比べたときに「ビジネスとしてリスクが高いから」です。
味噌は、その日の湿度・気温によって状態が変化しやすく、味がぶれやすいと言われています。味がぶれやすいと、固定客を獲得するのに不利であり、安定した売上を立てる上で悪影響となります。
このように、味のぶれやすい商品をメインに据えるのはリスクが高いため、避けられる傾向にあるのです。
その点、当社が運営する『麺屋・國丸』では、飲食未経験の方でも安定して美味しい味噌ラーメンを作れるノウハウを構築することに成功しました。麺屋・國丸は全国的にも数少ない味噌ラーメンチェーンの1つであり、フランチャイズ店舗も続々と成果を出しています。具体的には、
・90%以上のリピート率
・再現性が高いレシピやマニュアル
・健康志向のラーメンという新しい市場を開拓
・充実した研修制度
・月売上1000万円超も可能など
ラーメン屋のフランチャイズブランドとして着実に実績を増やし続けています。詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
味噌ラーメン店をフランチャイズで開業するメリットとデメリット
味噌ラーメン店を開業する選択肢には、大きく分けて「フランチャイズ開業」と「個人開業」とがあります。そこで、こちらではまずフランチャイズ開業のメリットとデメリットを紹介します。
フランチャイズ開業の主なメリットは、経営経験の不足や資金不足などの弱点を補えることです。フランチャイズ本部による指導を受けながら、開業に向けた準備や運営のノウハウを学ぶことができます。
特に、味噌は管理が難しい調味料ですので、ノウハウがなければ味を安定させることは難しいです。そういった難易度の高さは参入障壁になるので、ライバルを減らす意味でも、フランチャイズで味噌ラーメン店を開業することは大きなメリットがあります。
また、個人開業よりフランチャイズ開業のほうが融資をしてもらいやすいのもメリットです。フランチャイズは再現性の高いビジネスモデルであるため、金融機関が事業計画を精査する際、ポジティブな印象を与えやすくなります。融資がおりれば、少ない自己資金でラーメン屋を開業できるでしょう。
一方で、フランチャイズに加盟する際、店舗開設にかかる費用とは別に、高額な加盟金が必要となることはデメリットと言えます。
また、定期的に発生するロイヤリティの支払いも、経営を圧迫させる可能性があります。
味噌ラーメン店を個人で開業するメリットとデメリット
ラーメン作りに関する深い知識や豊富な経験がある場合、個人での開業を検討してもいいでしょう。
その方が自分の好きなようにメニューや店内のレイアウト、お店のコンセプトなどを考えられます。このように経営の自由度が高いのは個人で開業するメリットです。
一方で、個人によるラーメン店経営は業務量が膨大になる傾向があります。立地選びや資金調達、メニュー開発などの出店準備はもちろんのこと、集客や人材採用・教育、売上の管理など、業務が山ほどあるのです。
そのため、忙しさから休む時間がなかったり、仕事が荒くなったりといったデメリットがあります。
また、商売で最も重要な集客において、実績がゼロの状態から始めなければならないのは、個人開業の大きなデメリットです。その点、フランチャイズ開業であれば、本部が築き上げたブランドや認知度を使って大々的に宣伝ができます。
何より、競争の激しいラーメン業界において、経営不振に陥ったときに相談できる相手が誰もいないのはかなり不利と言えるでしょう。
味噌ラーメン専門店のフランチャイズなら麺屋・國丸
ラーメン屋をフランチャイズ開業する上で重要なステップが、フランチャイザー(本部)選びです。
認知度は高いか、看板メニューは何か、初期費用はいくらか、研修は充実しているか、将来性はあるかなど、さまざまなポイントを比較して、フランチャイザーを選びましょう。
なお、当社では味噌ラーメン専門店である『麺屋・國丸』のフランチャイジーを募集中です。
味のぶれやすいと言われている味噌ラーメンを、飲食未経験の方でも美味しく提供できるノウハウを完璧にマニュアル化しました。オープン後も本部スタッフが現場で手厚くサポートしていますので、ラーメン店のフランチャイズでしたら麺屋・國丸をぜひご検討ください。

この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。